結城 翼/著

旬報社 2025.12

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オーテピア高知図書館 3F健康安心防災 4W/368.2/ユウ/ 1112817596 一般   利用可 iLisvirtual

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資料詳細

タイトル 東京の都市下層再編と山谷地域
副書名 都市インフォーマリティと貧困管理
著者 結城 翼 /著  
著者典拠番号 110007308140000
出版者 旬報社
出版地 東京
出版年 2025.12
ページ数 323p
大きさ 22cm
言語 日本語
一般件名 ホームレス , どや街
一般件名典拠番号 511344300000000 , 512017000000000
NDC分類(9版) 368.2
内容紹介 「寄場の解体」により「福祉の街」化した現在の山谷に焦点をあて、都市下層の生活空間がいかに国家や都市政府の管理・統制戦略と都市下層の戦術(順応や抵抗)の相互作用によって変質・維持されてきたのかを明らかにする。
ISBN 4-8451-2143-4
ISBN13桁 978-4-8451-2143-4
本体価格 ¥6000
資料情報1 『東京の都市下層再編と山谷地域 都市インフォーマリティと貧困管理』 結城 翼/著  旬報社 2025.12(所蔵館:オーテピア高知図書館  請求記号:4W/368.2/ユウ/  資料コード:1112817596)
URL
https://opac.library.kochi.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1120912801

目次

序章 都市空間をめぐる政治と都市下層の再編
第1章 山谷地域の歴史と都市下層研究
  1.山谷地域の歴史
  2.「寄せ場の解体」以前の研究視角:社会病理学、労働経済学、解放社会学
  3.ホームレス研究と寄せ場研究の展開
  4.本書における課題
第2章 分析枠組:都市インフォーマリティと貧困管理
  1.疑似フォーマルな領域:フォーマル-インフォーマルの狭間
  2.都市空間を組織化するモードとしての都市インフォーマリティ
  3.レジリエンスと静かな侵襲
  4.本研究の方法論
第Ⅰ部 「新しい貧困」と都市を統治する戦略
第3章 「寄せ場の解体」と都市下層の不可視化
  1.「寄せ場の解体」と広義のホームレスの顕在化
  2.ホームレスネスの背景:労働と住宅のインフォーマル化
  3.分散化されるホームレスネス
  4.不可視なホームレス:分散化と流動化
第4章 ホームレスに対する新たな貧困管理
  1.前史:「不定住的貧困」に対する特殊対策
  2.「ホームレス」の類型化と「路上生活者対策」の整備
  3.生活保護制度の再編と野宿者の減少
  4.「公共空間の適正化」と都市再開発
  5.新たな貧困管理:ホームレスの再分類と都市空間の統制
第5章 民間施設の規制強化と郊外化:貧困管理と都市再開発
  1.インフォーマル住宅の生活保護制度上の位置づけ
  2.民間施設に依存する貧困管理:社会福祉の代替から補完へ
  3.「貧困ビジネス対策」と貧困管理戦略の両義的関係
  4.郊外化する施設:施設のフォーマル化と都市再開発の交錯
  5.都市下層の周縁化:施設の郊外化の影響
  6.インフォーマルな居住空問を選別的に組み込んだ貧困管理戦略
第Ⅱ部 グレー・スペースと都市下層の戦術
第6章 「寄せ場の解体」以後の山谷:「福祉の街」化、都市再開発、立ち退き
  1.山谷対策の変容:「誰もが住みやすいまち」へ
  2.山谷の「福祉の街」化:簡易宿所宿泊者等の動向
  3.山谷における再開発の進展と立ち退き
  4.輻輳する変化の中で:「福祉の街」のレジリエンスと野宿者運動
第7章 山谷地域のレジリエンス:戦略と戦術の交錯
  1.ドヤ保護のニーズと意図的な不規制
  2.定着の場としての山谷:インフォーマルなセーフティネット
  3.山谷地域への滞留
  4.「福祉の街」化した山谷:「棄民化」の構造?ケインズ主義の遺産?
第8章 静かな侵襲としての野宿者運動:グレー・スペースの再領有
  1.本章の問題設定:排除と包摂の狭間
  2.野宿生活の継続という「選択」
  3.静かな侵襲、受動的なネットワークの形成、抵抗のモメント
  4.野宿者運動としての対センター闘争:排除と包摂の狭間で
  5.山谷というグレー・スペース:統治権力への抵抗
終章 都市への権利、アセンブリ、グレー・スペース
  1.戦略と戦術の交錯する地点
  2.都市への権利としてのアセンブリ
  3.都市下層の再編と山谷
  4.限界と展望