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寺田 澄江/編 田渕 句美子/編

青簡舎 2024.11 (パリ・シンポジウム)

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 持禁区分 状態
オーテピア高知図書館 2F一般 /913.36/ムラ/ 1112531668 一般   貸出中

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 1 0

資料詳細

タイトル 源氏物語フィクションと歴史
副書名 文学の営みを通して
叢書名 パリ・シンポジウム
著者 寺田 澄江 /編, 田渕 句美子 /編, 新美 哲彦 /編  
出版者 青簡舎
出版年 2024.11
ページ数 625p
大きさ 22cm
一般件名 源氏物語 , 日本文学-歴史
NDC分類(9版) 913.36
内容紹介 パリ源氏物語プロジェクト20年にわたる活動の成果を問う論文集。文学と歴史がどのように関連しうるのかを再考する。2023年開催のシンポジウムをもとに書籍化。
ISBN 4-909181-46-6

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
歴史と物語を駆ける女房たち 田渕/句美子/著 13-21
事実を語るとはどういうことか 氣多/雅子/著 25-34
歴史其儘と歴史離れ 澤田/直/著 35-53
日本最初のテクストに書かれた「浦島の子の話」をどこに分類すべきか フランソワ・マセ/著 54-74
江戸時代の歴史叙述における歴史の物語性と史実観について マティアス・ハイエク/著 75-97
季節感とフィクション 藤井/貞和/著 102-111
『源氏物語』と歴史叙述 土方/洋一/著 112-122
平安文学における歴史と虚構 高木/和子/著 123-138
『源氏物語』における歴史的空間と虚構的移動 イフォ・スミッツ/著 140-152
『源氏物語』絵合巻 エステル・ボエール/著 153-172
光源氏青年期の桐壺住み 栗本/賀世子/著 173-190
氏長者光源氏と二条東院追考 木下/新介/著 191-202
風流仏典としての『源氏物語』 ジャン=ノエル・ロベール/著 204-226
フィクションを罪悪視する仏教的文芸観とその超克 佐藤/勢紀子/著 227-247
蛍巻の物語論の再検討をめざして ダニエル・ストリューヴ/著 248-260
女房が語る「家」の物語と歴史 田渕/句美子/著 261-281
浮舟のいる場所 寺田/澄江/著 282-295
栄花物語 タケシ・ワタナベ/著 299-319
テクスチュアル・ハラスメントを受ける紫式部と『源氏物語』 新美/哲彦/著 320-341
記憶・歴史・感情 木戸/雄一/著 342-363
正史の欠漏を補述する ニコラ・モラール/著 364-386
フィクションとの再会 ギヨーム・ミュレール/著 387-398
小松左京『日本沈没』と戦後日本の終末論的文学の可能性 ヤニック・モフロワ/著 399-408
あるかなきか エドワード・ケーメンズ/著 411-432
語られる歴史、語り直される歴史 河添/房江/著 433-439
和歌で起源を詠むとき 幾浦/裕之/著 440-451
『源氏物語』と権門 米田/有里/著 452-461
『懐風藻』にみる漢文伝の成立試論 アルチュール・ドフランス/著 462-476
尊子と定子 荒木/浩/著 479-502
平安朝物語史における尚侍 青島/麻子/著 503-519
源氏物語における歴史上の人物 マリア・エレナ・ラッフィ/著 520-533
藤原道長の記録政策 アントナン・フェレ/著 534-555
「女禍」史観の展開および軍記物語における受容 張/龍妹/著 556-573
パリ源氏物語研究二〇年の軌跡 寺田/澄江/著 577-610