古井 義昭/著

法政大学出版局 2024.3

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オーテピア高知図書館 2F一般 /930.26/メル/ 1112216898 一般   利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 0 1

資料詳細

タイトル 誘惑する他者
副書名 メルヴィル文学の倫理
著者 古井 義昭 /著  
出版者 法政大学出版局
出版年 2024.3
ページ数 6,269,21,4p
大きさ 22cm
NDC分類(9版) 930.268
内容紹介 19世紀米国の大作家メルヴィルの主要作品群を精読。誘惑すると同時に理解を拒絶する他者、配達不能郵便のモチーフ、孤独や共同体や帝国主義的暴力の問題など、書くこと/読むことの根源に関わるテーマを徹底的に掘り下げる。
ISBN 4-588-49522-9

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章
第一部 他者を求める-孤独な水夫たち
第一章 『白鯨』における寂しい個人主義
第二章 『イズラエル・ポッター』における倫理的寂しさ
第三章 痕跡を書き残す-『ジョン・マーと水夫たち』における孤独の共同体
第二部 他者を見つける-不気味な自己像
第四章 他者を貫く-『タイピー』における個人と共同体
第五章 「誰も自分の父たりえない」-『ピエール』におけるデッドレターと血縁
第三部 他者を取り込む-帝国的欲望
第六章 時間の暴力に抗う-「エンカンタダス」における不確かな未来
第七章 差異を超える-「ベニト・セレノ」における認識の詩学
第四部 他者を覗く-沈黙の裂け目
第八章 秘密の感情-『信用詐欺師』における障害と公共空間
第九章 バートルビーの机-情動理論とメルヴィル文学
第十章 ビリーを撃つ-媒介される内面