五味渕 典嗣/著

有志舎 2023.11

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オーテピア高知図書館 2F一般 /910.26/コミ/ 1112215239 一般   利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 0 1

資料詳細

タイトル 「敗け方」の問題
副書名 戦後文学・戦後思想の原風景
著者 五味渕 典嗣 /著  
出版者 有志舎
出版年 2023.11
ページ数 296,7p
大きさ 20cm
一般件名 日本文学-歴史-昭和時代 , 日中戦争(1937~1945) , 太平洋戦争(1941~1945)
NDC分類(9版) 910.263
内容紹介 なぜ日本国民は敗戦によっても変わらなかったのか。文学者や思想家のテクストを手がかりに、帝国の記憶を選択的に忘却しつつ、今も旧宗主国民としての自意識をあからさまに保持し続けている現代日本の原点を見つめ直す。
ISBN 4-908672-69-9

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序 戦後日本の「建国神話」
第1章 終末のスペクタクル-アジア太平洋戦争末期における「国民」の再編
第2章 「文学」という業-決戦体制下の文学表現
第3章 敗北の想像力-保田與重郎『南山踏雲録』を読む
補論 独語としての対話-蓮田善明『有心』を読む保田與重郎
第4章 石川達三の東京裁判-『生きてゐる兵隊』戦後版の受容をめぐって
第5章 横溝正史と戦後啓蒙-「獄門島」、あるいは防衛機制としての物語
第6章 坂口安吾の戦後天皇制論-「安吾の新日本地理」を手がかりに