諸岡 了介/著

ミネルヴァ書房 2023.7 (MINERVA社会学叢書)

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
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資料詳細

タイトル 世俗化論の生成
副書名 宗教という問いのゆくえ
叢書名 MINERVA社会学叢書
著者 諸岡 了介 /著  
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2023.7
ページ数 7,266p
大きさ 22cm
一般件名 宗教社会学
NDC分類(9版) 161.3
内容紹介 近現代における宗教の変容を指すのに用いられてきた「世俗化」という概念について、長い間激しく交わされてきた議論の歴史を振り返る。近現代社会において宗教を問うことの意味を明らかにする。
ISBN 4-623-09517-9

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 問題の所在と本書の構成
第Ⅰ部 世俗化の概念史-19・20世紀思想における展開
第1章 19世紀の世俗化概念-SecularizationとVerweltlichung
第2章 神学と社会学のはざま-世俗化概念のキーワード化へ
第3章 ヨーロッパからアメリカへ-世俗化諸理論の登場前夜
第Ⅰ部小括 世俗化論の歴史性
第Ⅱ部 世俗化の基本的諸理論-宗教社会学における興隆
第4章 ブライアン・ウィルソン-新宗教運動と世俗化
第5章 デイヴィッド・マーティ-削除の提言から「一般理論」へ
第6章 タルコット・パーソンズ-社会進化と世俗化
第7章 ロバート・ベラー-市民宗教論の提示と転進
第8章 トーマス・ルックマン-人間学的宗教論と宗教の私事化
第9章 ピーター・バーガー-世俗化の知識社会学的解釈と自説撤回
第Ⅱ部小括 世俗化の批判的再検討とその「失敗」
第Ⅲ部 世俗化論批判の諸相-論争の拡大と座礁
第10章 宗教の存続を根拠とした批判
第11章 世俗化論の修正と護持
第12章 宗教の政治問題化
第Ⅲ部小括 「世俗化の神話」という神話?
補論 日本における世俗化論の受容
終章 宗教概念と宗教社会学-残余範疇としての宗教