楊 海英/著

風響社 2023.2 (静岡大学人文社会科学部研究叢書)

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オーテピア高知図書館 2F一般 /382.22/ヤン/ 1111863617 一般   貸出中

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 1 0

資料詳細

タイトル 羊と長城
副書名 草原と大地の<百年>民族誌
叢書名 静岡大学人文社会科学部研究叢書
著者 楊 海英 /著  
出版者 風響社
出版年 2023.2
ページ数 764p
大きさ 21cm
一般件名 モンゴル族 , 民族問題-中国 , 内モンゴル自治区-歴史
NDC分類(9版) 382.226
内容紹介 1991年から1年に及ぶオルドス高原での調査日誌にして、異形の民族史=民族誌。遊牧民のモンゴル人と農耕民の中国人との民族間・国家間・文化間の関係を考察し、モンゴル民族問題の深層を究明する。
ISBN 4-89489-346-7

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
プロローグ
第Ⅰ部 短い夏から不穏な秋へ
第一章 家路から世界史を体得する
第二章 中国に呑み込まれたモンゴル人達
第三章 独自の暦を生きる人間と家畜
第四章 社会主義を生きる「天神」とネストリウス教徒
第五章 中国共産党の罌粟栽培とモンゴルの没落
第六章 遙拝する聖地
第七章 長安で聞くキリスト教とイスラームの歴史
第Ⅱ部 白い冬
第八章 「沙を混ぜられた」自治区
第九章 失われた草原を取り戻す「真の英雄」
第十章 復活した結婚式
第十一章 家族の中国革命史
第十二章 伝説のホトクタイ・セチェン・ホン・タイジ
第十三章 失地と王制の語り方
第十四章 歴史の郷愁
第十五章 草原の「フランス革命」
第十六章 群雄割拠
第十七章 貴族達の革命と「反革命」
第十八章 体験する略奪婚
第十九章 中国人が売春するモンゴル人の自治区
第二十章 冬の草原の政治
第二十一章 縁起の良い白い月
第Ⅲ部 黄色い長城
第二十二章 神々の戦い
第二十三章 物理的防塁と心の壁
第Ⅳ部 抑圧の春
第二十四章 養女を迎える
第二十五章 王様がいた頃の歴史
第二十六章 農村に住む農民モンゴル人
第二十七章 廃れていくモンゴル語教育
第二十八章 聖主チンギス・ハーンの御前にて
第二十九章 黄金オルドの祭祀
第Ⅴ部 世界宗教の初夏
第三十章 モンゴルに伝わって来たヨーロッパの「洋教」
第三十一章 帝国の白い旗
第三十二章 草原に育まれた人類学者と中国が創成した民族主義者
エピローグ 狼の心を持つ羊と崩落した長城