山辺 省太/著

彩流社 2019.3 (南山大学学術叢書)

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 持禁区分 状態
オーテピア高知図書館 2F一般 /930.27/ヤマ/ 1109437002 一般   利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 0 1

資料詳細

タイトル フラナリー・オコナーの受動性と暴力
副書名 文学と神学の狭間で
叢書名 南山大学学術叢書
著者 山辺 省太 /著  
出版者 彩流社
出版年 2019.3
ページ数 284p
大きさ 20cm
NDC分類(9版) 930.278
内容紹介 アメリカ南部を代表するカソリック作家、フラナリー・オコナー。彼女の文学世界は、なぜグロテスクで暴力的な光景に満ちているのか。オコナー文学が内包する倫理を捉え直す。
ISBN 4-7791-2573-7

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 文学と神学の狭間で
第Ⅰ部 秘義における物質と知覚
第一章 彷徨の身体-『賢い血』と不安定な神の表象
第二章 物質と秘跡のリアリティ-「グリーンリーフ」と「川」にみられる文学の美学と創造世界の表象
第Ⅱ部 受動性という倫理-他者の歓待と神の恩寵
第三章 倫理、暴力、非在-「善人はなかなかいない」と「善良な田舎者」における善と他者
第四章 アクチュアリティ、グロテスク、「パーカーの背中」-行為、融合、再創造
第Ⅲ部 オコナーの終末的光景-想像力、時間、現実性
第五章 不可解な黒さと虚構の力学-「作り物の黒人」と「高く昇って一点へ」の差異と終わりの意識
第六章 故郷、煉獄、飛翔-「永く続く悪寒」における神の降臨と時間の詩学
第Ⅳ部 共同体/国家における政治と宗教
第七章 農園から共同体へ-「強制追放者」におけるアイデンティティの構築と崩壊
第八章 生の政治と死の宗教-『激しく攻める者はこれを奪う』
第九章 偽善と暴力の相補-「奴隷解放宣言」と「高く昇って一点へ」