小谷 瑛輔/著

ひつじ書房 2017.12 (ひつじ研究叢書)

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 持禁区分 状態
オーテピア高知図書館 M3F書庫 /910.268/アク/ 1108940360 一般   利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 0 1

資料詳細

タイトル 小説とは何か?
副書名 芥川龍之介を読む
叢書名 ひつじ研究叢書
著者 小谷 瑛輔 /著  
出版者 ひつじ書房
出版年 2017.12
ページ数 9,387p
大きさ 22cm
NDC分類(9版) 910.268
内容紹介 「羅生門」をはじめとする芥川龍之介の代表作や、従来凡作と見なされてきた作品、「切支丹もの」などの作品群を取り上げ、その解釈や論点を更新。芥川作品が明るみに出そうとする、小説の成立条件にまつわる問題を考察する。
ISBN 4-89476-889-5

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに
第一章 不可能としての主題-「羅生門」「鼻」「酒虫」
第二章 作為を隠すという作為-「手巾」
第三章 「小説」の条件と「人間」性-「芋粥」「或日の大石内蔵之助」
第四章 「新技巧派」は「迷惑な貼札」か-「羅生門の後に」「饒舌」
第五章 「新技巧派」の面目-「南瓜」
第六章 告白の演技性と“探偵小説”-「開化の殺人」
第七章 成功する虚構のパラドックス-「龍」「蜜柑」
第八章 近代日本の知と回帰する狂気-「疑惑」
第九章 「ボードレールの一行」の源流-「黒衣聖母」
第十章 奇蹟と不可能-「きりしとほろ上人伝」「じゆりあの・吉助」 「尾生の信」「往生絵巻」「仙人」
第十一章 切実か、不真面目か-「神聖な愚人」とメタフィクション
第十二章 可能性に賭けられた伝達-「<題未定>」と坂口安吾「文学のふるさと」