篠崎 美生子/著

翰林書房 2017.5

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オーテピア高知図書館 M3F書庫 /910.268/アク/ 1108719491 一般   利用可

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
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資料詳細

タイトル 弱い「内面」の陥穽
副書名 芥川龍之介から見た日本近代文学
著者 篠崎 美生子 /著  
出版者 翰林書房
出版年 2017.5
ページ数 446p
大きさ 22cm
NDC分類(9版) 910.268
内容紹介 登場人物の弱い内面を思いやり、それに共感しようとする読書は、内面を認めない対象を疎外する習慣を生み出した。芥川龍之介の小説及びその流通の状況を主なモデルに、日本近代文学が疎外の暴力に荷担してきたことを論証する。
ISBN 4-87737-413-6

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 「弱い内面の発見」と「鼻」-誰の心を忖度するのか-
第一部 「物語」と<疎外>
第一章 「物語」化がもたらす<疎外>
第二章 「物語」化へのノイズ
第三章 二項対立の「物語」
第二部 「物語」とメディア
第四章 借景するテクスト
第五章 「芥川」をつくったメディア
第六章 「上海游記」をめぐる時間と空間
第三部 <疎外>に抗して
第七章 研究の中の<疎外>
第八章 行きどまりの装置
終章 「物語」のさらなる破壊へ