西嶋 義憲/著

鳥影社・ロゴス企画 2016.6

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 持禁区分 状態
オーテピア高知図書館 M3F書庫 /940.27/カフ/ 1108311158 一般   利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 0 1

資料詳細

タイトル カフカと「お見通し発言」
副書名 「越境」する発話の機能
著者 西嶋 義憲 /著  
出版者 鳥影社・ロゴス企画
出版年 2016.6
ページ数 202p
大きさ 22cm
一般件名 談話分析
NDC分類(9版) 940.278
内容紹介 カフカ作品に特徴的なレトリックの1つである、個人間に存在する境界領域を「越境」する発話=「お見通し発言」に焦点をあてた、カフカ作品の言語学的分析。カフカ作品の新たな面を提示し、従来の物語研究に一石を投じる。
ISBN 4-86265-551-6

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 2人称断定文と「お見通し発言」
第1章 領分の越境と話の展開-断片『笛』の証例-
第2章 優位性の確立(1)-短編作品『判決』と『流刑地にて』の証例-
第3章 優位性の確立(2)-長編作品『訴訟(審判)』と『城』の証例-
第4章 共感の表明-長編作品『失踪者(アメリカ)』の証例-
第5章 「お見通し」行為としての手紙-『父への手紙』の証例-
第6章 「お見通し」能力と優位性-『小さな女』の証例-
第7章 「お見通し発言」とメタ言語的説明
第8章 レトリックとしての「お見通し発言」の翻訳可能性
終章 越境する会話