村上 陽子/著

インパクト出版会 2015.7

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オーテピア高知図書館 M3F書庫 /910.26/ムラ/ 1108029024 一般   利用可

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
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資料詳細

タイトル 出来事の残響
副書名 原爆文学と沖縄文学
著者 村上 陽子 /著  
出版者 インパクト出版会
出版年 2015.7
ページ数 299p
大きさ 19cm
一般件名 日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後) , 原子爆弾-被害 , 琉球文学
NDC分類(9版) 910.264
内容紹介 破壊的な出来事の記憶を色濃く宿す原爆文学と沖縄文学。2つの領域に属する文学作品の中から、主に中短篇小説を取り上げ、それらに潜む出来事の残響を聞き取り、戦後日本のあり方を問い直す。
ISBN 4-7554-0255-5

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章
第一部 原爆を書く・被爆を生きる
第一章 原爆文学と批評-大田洋子をめぐって
第二章 原爆を見る眼-大田洋子「ほたる-『H市歴訪』のうち」
第三章 半人間の射程と限界-大田洋子「半人間」
第二部 占領下沖縄・声なき声の在処
第四章 来るべき連帯に向けて-長堂英吉「黒人街」
第五章 沈黙へのまなざし-大城立裕「カクテル・パーティー」
第六章 骨のざわめき-嶋津与志「骨」と沖縄の現在
第三部 到来する記憶・再来する出来事
第七章 せめぎ合う語りの場-林京子「祭りの場」
第八章 体験を分有する試み-林京子『ギヤマン ビードロ』
第九章 原発小説を読み直す-井上光晴『西海原子力発電所』
第四部 いま・ここにある死者たちとともに
第十章 亡霊は誰にたたるか-又吉栄喜「ギンネム屋敷」
第十一章 音の回帰-目取真俊「風音」
第十二章 循環する水-目取真俊「水滴」
終章