紅野 謙介/編 高 栄蘭/編

新曜社 2014.8

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
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資料詳細

タイトル 検閲の帝国
副書名 文化の統制と再生産
著者 紅野 謙介 /編 高 栄蘭 /編 鄭 根埴 /編 韓 基亨 /編 李 惠鈴 /編  
出版者 新曜社
出版年 2014.8
ページ数 478p
大きさ 22cm
一般件名 検閲-歴史
NDC分類(9版) 023.8
内容紹介 帝国は検閲の基準も方法も一つではなかった。暴力的かつ曖昧な「検閲」の実態を探るとともに、戦前から戦後にかけて、日本・韓国・アメリカと主体の変転する検閲の痕跡をたどる。巻末に詳細な日韓検閲年表を付す。
ISBN 4-7885-1401-0
定価 ¥5100

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
植民地検閲と「検閲標準」 鄭 根埴 16-39
文学を検閲する、権力を監視する 紅野 謙介 40-66
「法域」と「文域」 韓 基亨 67-87
植民地を描いた小説と日本における二つの検閲 十重田 裕一 88-108
検閲の変容と拡張、「親日文学」というプロセス 李 鍾護 109-133
占領・民族・検閲という遠近法 高 榮蘭 134-158
「風俗壊乱」へのまなざし 金子 明雄 160-181
植民地のセクシュアリティと検閲 李 惠鈴 182-206
目に見えない懲罰のように 内藤 千珠子 207-228
植民地朝鮮における興行市場の病理学と検閲体制 李 承姫 229-248
誰が演劇の敵なのか 小平 麻衣子 249-270
植民地朝鮮における民間新聞の写真検閲に関する研究 李 旻柱 271-289
ペンと兵隊 五味淵 典嗣 292-311
ペテロの夜明け 鄭 鍾賢 312-336
移動と翻訳 榊原 理智 337-353
新たな禁忌の形成と階層化された検閲機構としての文壇 林 京順 354-372
「原爆詩人」像の形成と検閲/編集 鳥羽 耕史 373-393
ある『政治学概論』の運命 藤井 たけし 394-419