中野 幸一/編

勉誠出版 2012.5

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オーテピア高知図書館 M3F書庫 /910.23/ヘイ/ 1106924416 一般   利用可

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
オーテピア高知図書館 1 0 1

資料詳細

タイトル 平安文学の交響
副書名 享受・摂取・翻訳
著者 中野 幸一 /編  
出版者 勉誠出版
出版年 2012.5
ページ数 612p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-平安時代
NDC分類(9版) 910.23
内容紹介 現在の平安文学の研究状況において、とくに関心を集めている享受の問題について、さまざまな角度から幅広く考察。この分野の広く深い豊かな世界を知らしめると共に、興味ある課題を提供する30編の論考を収録。
ISBN 4-585-29032-2
定価 ¥15000

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
平安朝における七言排律詩の普及 半谷 芳文 3-15
『多武峯少将物語』と師輔周忌法要 門澤 功成 16-35
『蜻蛉日記』と「浮舟物語」における侍女・女房との訣別 高野 浩 36-55
『紫式部日記』断片記事三編の行方 久保 朝孝 56-68
『更級日記』上洛の記と同時代の享受 福家 俊幸 69-93
『大鏡』における和歌の享受 稲垣 智花 94-115
『大鏡』からみる『蜻蛉日記』の享受の様相 斎藤 菜穂子 116-135
桐壺巻「いとかく思う給へましかば」の一解釈 早乙女 利光 139-154
『源氏物語』「雨夜の品定め」の会話主をめぐる一問題 鷲山 茂雄 155-171
御法巻における紫の上の和歌と来世信仰の形成 吉見 健夫 172-196
狭衣物語 大倉 比呂志 197-212
きょうだいの恋の転換点としての『狭衣物語』と『源氏物語』 有馬 義貴 213-231
院政期物語としての『海人の刈藻』 横溝 博 232-252
肥りすぎのオイディプス 鈴木 泰恵 253-277
内閣文庫本系『奥入』諸本の位相と分類 新美 哲彦 281-304
鎌倉時代の『源氏物語』享受について 栗山 元子 305-325
古注釈書を通してみる『源氏物語』の和漢世界 河野 貴美子 326-349
『九条禅閤抄』の一伝本・九曜文庫蔵『伊勢物語聞書』 木戸 久二子 350-364
早大図書館蔵『源氏物語注』考 緑川 真知子 365-387
『紫史吟評』宇治十帖詠を読む 岡部 明日香 388-406
『異本伊勢物語絵巻』を読む 久下 裕利 407-422
『源氏物語絵巻』「横笛」を読む 川名 淳子 423-444
『源氏物語絵巻』「東屋二」の時空間を読み解く 金 秀美 445-455
与謝野晶子『新新訳源氏物語』和歌の性格 神野藤 昭夫 459-485
『山の音』と『源氏物語』「宇治十帖」 陣野 英則 486-507
時代を映す『源氏物語』 吉井 美弥子 508-528
豊子愷による『源氏物語』中国語訳について 山田 利博 529-546
外国文学としての平安文学 鄭 順粉 547-563
韓国における「物語」という言葉 金 孝淑 564-583
教室から考える源氏物語の享受 勇 晴美 584-602